
毎日お湯を使う生活に欠かせない給湯器。
しかし、長年使用していると、突然エラーが表示されてお湯が出なくなったり、普段とは違う熱いお湯が出たりといったトラブルが発生することがあります。
中でも「高温異常」に関連するエラーは、放置すると機器の故障が悪化するだけでなく、安全性にも関わる可能性があるため注意が必要です。
この記事では、給湯器の【過熱・高温系】の高温異常トラブルに焦点を当て、その原因やエラーコード別の対処法、そして日頃からできる予防策まで、詳しく解説していきます。
給湯器の調子が悪いと感じている方、エラーコードが表示されて困っている方は、ぜひ参考にしてください。
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給湯器における「高温異常」とは、文字通り給湯器内部や出湯温度が設定以上に高温になってしまう状態を指します。安全のために各種センサーが異常を検知し、給湯器の運転を停止させることでエラーコードが表示されるのが一般的です。
給湯器が高温異常を引き起こす原因は多岐にわたりますが、主なものとしては以下のような点が挙げられます。
| 原因カテゴリ | 具体的な要因例 |
|---|---|
| 部品の経年劣化 | ・温度センサーの故障 ・温度ヒューズの劣化・作動 ・熱交換器のフィン詰まりや損傷 ・電装基板の不具合 |
| 給排気系の問題 | ・給排気口の詰まり(ホコリ、ゴミ、鳥の巣など) ・排気ファンの故障や回転異常 |
| 水流・水量系の問題 | ・給水フィルターの詰まり ・配管の詰まりや凍結 ・断水や給水量の不足 ・ポンプの不具合(追い焚き機能付きの場合) |
| 燃焼系の問題 | ・ガス供給量の不安定 ・バーナー部分の詰まりや劣化 ・不完全燃焼の発生 |
| その他 | ・落雷などによる電気系統へのダメージ ・誤った設定や操作 |
これらの原因が複合的に絡み合っているケースも少なくありません。特に長年使用している給湯器では、複数の部品が同時に劣化していることも考えられます。
「エラーが出たけど、リセットしたら直ったから大丈夫だろう」と安易に考えるのは危険です。高温異常を根本的に解決せずに放置すると、以下のようなリスクが考えられます。
高温異常のサインを見逃さず、早めに対処することが重要です。
エラーコードが表示された場合、慌てずにまずは以下の点を確認してみましょう。
【注意点】
給湯器のメーカーや機種によってエラーコードの番号や示す内容は異なりますが、ここでは過熱・高温系で比較的多く見られる代表的なエラーコードについて、その原因と対処法の目安を解説します。お使いの給湯器の取扱説明書も併せて確認するようにしましょう。

エラーコード「140」は、多くの給湯器メーカーで**「過熱防止装置作動」や「温度ヒューズ作動」**といった、給湯器内部が異常な高温になったことを示すエラーです。安全のために給湯器の運転を強制的に停止させています。
エラーコード「140」が表示される主な原因としては、以下のようなものが考えられます。
| 原因箇所 | 具体的な要因 |
|---|---|
| 過熱防止装置自体の不具合 | ・温度ヒューズの経年劣化による断線<br>・過熱防止サーミスタ(温度センサー)の故障や誤検知 |
| 熱交換器・缶体の異常過熱 | ・熱交換器のフィン詰まり(ホコリ、ススなど)による熱効率低下と異常な蓄熱<br>・循環ポンプの不具合や故障による熱交換不良(追い焚き時など)<br>・配管の詰まりや凍結による水流不足 |
| 燃焼制御系の異常 | ・バーナーの異常燃焼による局所的な過熱<br>・ガス量の不適切な制御 |
| 電装基板の不具合 | ・温度検知回路の故障<br>・制御プログラムの異常 |
| 給排気系の問題 | ・給排気口の閉塞による熱のこもり<br>・排気ファンの回転不良や故障 |
| その他 | ・空焚き(水がない状態で燃焼しようとした場合)<br>・給水温度の異常な上昇(夏場に井戸水を使用している場合など、稀なケース) |
特に、給湯器内部の「温度ヒューズ」という部品が作動した場合、これは安全装置の一種で、一定以上の温度になると溶断して回路を遮断し、機器を停止させます。一度溶断した温度ヒューズは交換が必要になります。
これらの対処法を試しても改善しない場合や、エラーが頻繁に再発する場合は、過熱防止装置や温度ヒューズ、熱交換器、電装基板などの部品故障の可能性が高いため、専門業者による点検・修理が必要です。
【特に注意すべきケース】
このような場合は、内部で深刻な問題が発生している可能性があるため、直ちに使用を中止し、専門業者に連絡しましょう。
エラーコード「140」の修理費用は、原因によって大きく異なります。
上記はあくまで目安であり、出張費や作業費などが別途かかる場合があります。正確な費用は、必ず事前に見積もりを取って確認しましょう。

エラーコード「200」は、メーカーや機種によって若干意味合いが異なることがありますが、一般的には**「残火安全装置作動」や「燃焼異常」、「フレームロッドの失火検知」**など、燃焼が正常に行われていない、または消火後に微小な火が残っていることを検知した際に表示されることが多いエラーです。
直接的な「高温異常」とは異なるケースもありますが、燃焼制御がうまくいかない状態は、結果的に給湯器内部の温度制御に悪影響を及ぼし、間接的に高温状態を引き起こしたり、過熱の前兆となったりする可能性があります。また、不完全燃焼が続けば、それが内部に熱をこもらせる原因にもなり得ます。
エラーコード「200」が表示される主な原因としては、以下のようなものが考えられます。
| 原因箇所 | 具体的な要因 |
|---|---|
| 点火・燃焼系統の不具合 | ・点火プラグの汚れや劣化、点火トランス(イグナイター)の故障による点火不良<br>・フレームロッド(炎検知センサー)の汚れや劣化、故障による失火検知<br>・バーナーの目詰まりや変形による不安定な燃焼 |
| ガス供給系の問題 | ・ガス電磁弁の故障や開閉不良<br>・ガスの供給圧の異常(低すぎる、高すぎる)<br>・ガスの種類の設定間違い(プロパンガス用と都市ガス用の混同など、設置時の問題) |
| 給排気系の問題 | ・給排気口の詰まりによる酸素不足や排気不良<br>・排気ファンの故障や回転数異常による不完全燃焼<br>・強風による立ち消え(屋外設置型の場合) |
| 電装基板の不具合 | ・燃焼制御回路の故障<br>・安全装置関連回路の異常 |
| その他 | ・湿気による点火系統の絶縁不良(特に梅雨時期など)<br>・給湯器内部の結露<br>・長期間の使用による部品全体の劣化 |
これらの原因により、正常な着火や燃焼維持ができない、あるいは消火したはずの火が微量に残っている(残火)といった状態を検知すると、安全のためにエラー「200」が表示され、運転が停止します。
【特に注意すべきケース】
エラー「200」は、不完全燃焼やガス漏れといった危険な状態を示唆している可能性もあるため、安易な自己判断は禁物です。
エラーコード「200」の修理費用も原因によって異なります。
こちらもあくまで目安であり、機種や状況によって変動します。
ガス給湯器のエラーコードは、機器内部の異常や点検時期を知らせる大切なサインです。
下記の一覧表は、主要エラーコードについて、発生原因と詳細な対処・リセット方法を記載しています。 各コードの表示が長期間継続する場合は、速やかな点検を実施し、故障拡大を防ぐ対策が求められます。
| エラーコード | エラー内容 | 対処・リセット方法 |
|---|---|---|
| 12 | 途中失火:給湯中に火が消失 | ガス供給の安定を確認後、電源を一度オフにし再起動を試み、継続する場合は専門点検を。 |
| 32 | 出湯サーミスタ異常:温度検知センサー不良 | 電源リセット後、センサーや配線の状態を確認。改善が見られない場合は点検依頼を。 |
| 88 | 点検時期告知表示:定期点検の必要を示す | 使用年数に基づく法定点検を実施し、点検完了後にリセット操作を行う。 |
| 90 | 燃焼ファンモータ異常:初期電流過大検知 | ファン内部の清掃や異物除去を実施し、電源リセット後の動作を確認。 |
| 101 | 出力ダウン運転:給湯出力低下 | 給排気経路の詰まりや内部汚れの可能性を点検し、再起動を試みる。 |
| 102 | 出力ダウン運転:同上 | 給排気状態を確認し、再起動後の出力低下が改善されるかを観察する。 |
| 110 | 点火不良:点火装置の作動不全 | ガス栓と点火部の点検を行い、電源リセットで正常動作を確認する。 |
| 111 | 給湯点火不良:点火時の異常発生 | ガス供給状況と点火装置の作動状態を確認し、再起動を試みる。 |
| 121 | 給湯途中失火:給湯中の火消失 | ガス圧の不安定が原因の場合があるため、ガス供給状況をチェックし電源再起動を実施。 |
| 122 | 給湯途中失火:同上 | 同様に、ガス供給の状態確認と電源再起動を行い、動作を観察する。 |
| 140 | 過熱防止装置作動:内部温度上昇の検知 | 過熱原因の除去後、電源リセットを実施。通気口の詰まり等がないかも併せて確認する。 |
| 200 | 内部異常:機器内部の総合的な不具合 | 電源を一度切り、内部異常の有無を確認。改善しない場合は専門技術者による詳細点検を。 |
| 632 | 点火不良:点火プロセスに異常が発生 | ガス供給や点火装置の状態を再確認し、電源リセット後の再点火を試みる。 |
| 710 | 点火不良:同上 | 同様に、ガス栓と点火装置のチェックを実施し、リセット操作後の動作を観察する。 |
| 888(88) | 点検時期のお知らせ:使用年数経過の警告 | 定期点検実施後にリセット操作を行い、正常な運転状態への復帰を確認する。 |
| 920 | 中和器寿命警告表示:中和器の耐用年数警告 | 使用継続は可能なものの、早期点検による部品交換を検討し、将来的な故障を未然に防ぐ。 |
上記の一覧表は、各エラーの原因と対処方法を具体的に記載しており、エラー発生時の初動対応から点検・修理依頼までの手順が明確に示されています。
表示が解除されない場合は、速やかに専門技術者による点検を依頼することが安全運転確保に寄与します。
各エラー内容を正確に把握し、適切な対処を行うことで、機器の長期安定運用が実現されます。
給湯器の【過熱・高温系】の高温異常トラブルは、お湯が使えなくなる不便さだけでなく、安全面でも重要なサインです。エラーコードが表示された場合は、まず落ち着いて本記事で紹介したような初期対応や確認を行い、それでも改善しない場合や原因が特定できない場合は、速やかに専門の修理業者に相談しましょう。
完全にトラブルを防ぐことは難しいかもしれませんが、日頃のちょっとした心がけで、給湯器を長持ちさせ、異常のリスクを低減させることができます。
いざという時に頼りになる専門業者ですが、どこに依頼すればよいか迷うこともあるでしょう。いくつかのポイントを参考に、信頼できる業者を選びましょう。
給湯器は私たちの生活に不可欠な設備です。適切な知識を持ち、異常のサインを見逃さず、必要に応じて専門家の力を借りながら、安全かつ快適に使用していきましょう。この記事が、給湯器の高温異常トラブルでお困りの方の一助となれば幸いです。
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