
「給湯器のリモコンに『710』と表示された…これって壊れたの?」
「給湯器のリモコンに『520(52)』と表示されてるけど、すぐに修理した方がいいのかな…」
これらのエラーコードが表示された場合、「ガス比例弁」や「電子制御系」の不具合が考えられます。
この記事では、給湯器の心臓部ともいえるガス比例弁と電子制御系の役割から、これらが関わる代表的なトラブル、エラーコード別の対処法、さらには予防策に至るまで、専門的な情報を分かりやすく徹底解説します。
給湯器の不調でお困りの方、また将来的なトラブルに備えたい方は、ぜひ参考にしてください。
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給湯器が安定してお湯を供給するためには、ガスと水の量を適切にコントロールし、安全に燃焼させる高度な仕組みが必要です。
その中心的な役割を担っているのが「ガス比例弁」と「電子制御系(電子制御基板)」です。
ガス比例弁は、ガスの供給量を精密に調整する部品です。
単にガスを開閉するだけでなく、設定された湯温や入水温、水量に応じて、バーナーへ送るガスの量を細かくコントロールします。
これにより、寒い冬でも、水温が低い朝でも、常に安定した温度のお湯を供給することが可能になります。
これらの症状は、ガス比例弁がガスの量を適切に調整できていないために発生します。
電子制御系(主に電子制御基板)は、給湯器の「頭脳」ともいえる部分です。
各種センサー(水温センサー、出湯温センサー、水量センサー、炎検知センサーなど)から送られてくる情報をリアルタイムで処理し、ガス比例弁やファンモーター、水流スイッチなど、給湯器内の様々な部品に的確な指示を出します。
電子制御系に不具合が生じると、給湯器は正常な運転ができなくなります。ガス比例弁自体は正常でも、電子制御基板からの指示が誤っていれば、結果としてお湯のトラブルに繋がります。
これらの重要な部品が故障する原因は様々ですが、主なものとしては以下のような点が挙げられます。
| 原因 | 詳細 |
|---|---|
| 経年劣化 | 給湯器の使用年数が長くなるにつれて、ガス比例弁の内部部品の摩耗や固着、電子制御基板の電子部品の劣化などが進行します。一般的に給湯器の寿命は10年~15年程度とされています。 |
| 外的要因(水分・埃など) | 設置場所の環境によっては、湿気や雨水の侵入、埃の蓄積などが原因で、ガス比例弁の動作不良や電子制御基板のショート、腐食を引き起こすことがあります。特に屋外設置型の場合は注意が必要です。 |
| 電源系のトラブル | 落雷によるサージ電流の侵入や、不安定な電源供給が電子制御基板にダメージを与えることがあります。 |
| 熱による影響 | 長時間の連続使用や、夏場の高温環境などが、電子部品の劣化を早める可能性があります。 |
| 初期不良(稀なケース) | 製造上の問題で、ごく稀に早期に故障が発生することもあります。この場合はメーカー保証の対象となる可能性があります。 |
ガス比例弁や電子制御系のトラブルは、単にお湯が使えなくなるだけでなく、場合によってはガス漏れや不完全燃焼といった安全上のリスクにも繋がりかねません。
そのため、異常を感じたら早期に専門業者へ点検を依頼することが重要です。
給湯器に何らかの異常が発生すると、多くの場合、リモコンにエラーコードが表示されます。これは給湯器の自己診断機能によるもので、トラブルの原因究明や対処の手がかりとなります。ここでは、ガス比例弁や電子制御系の不具合に関連する代表的なエラーコードについて、その内容と対処法を解説します。
エラーコードが表示された場合の基本的な確認事項
これらの確認を行っても改善しない場合や、取扱説明書で専門業者への連絡が指示されている場合は、無理に自分で解決しようとせず、速やかに専門業者に相談することが賢明です。

エラーコード「710」は、多くの給湯器メーカーでガス比例弁系統の異常や燃焼制御系の異常を示すコードとして用いられています。(メーカーや機種により、若干異なる番号や意味合いの場合もありますので、必ず取扱説明書をご確認ください。)
エラー710が表示される場合、主に以下のような原因が考えられます。
| 原因箇所 | 具体的な不具合内容 |
|---|---|
| ガス比例弁本体の故障 | ・内部のコイル(ソレノイド)の断線やショート<br>・弁体の固着や動作不良<br>・経年劣化による摩耗 |
| 電子制御基板の故障 | ・ガス比例弁へ適切な制御信号を送れない<br>・ガス比例弁の状態を正しく認識できない<br>・基板上の電子部品の故障、ハンダ不良 |
| 配線・コネクタの異常 | ・ガス比例弁と電子制御基板を繋ぐハーネス(配線)の断線、接触不良<br>・コネクタ部分の腐食や緩み |
| その他 | ・ガスの供給圧が不安定(稀なケース)<br>・給排気系の詰まりが燃焼に影響し、間接的にエラーを引き起こしている(可能性は低いが考慮) |
エラー710でガス比例弁や電子制御基板の交換が必要になった場合の費用は、給湯器の機種や故障状況、交換部品によって大きく変動しますが、一般的には以下の範囲が目安となります。
ただし、これはあくまで目安であり、複数の部品が故障している場合や、特殊な機種の場合はこれ以上の費用がかかることもあります。正確な費用は、専門業者に見積もりを依頼して確認することが重要です。

エラーコード「520」や「52」は、主にガス電磁弁駆動回路の異常やガス比例弁駆動回路の異常を示す際に表示されることが多いコードです。これもメーカーや機種によって意味合いが異なる場合があるため、取扱説明書の確認が必須です。
このエラーは、ガスを供給するための電磁弁やガス比例弁を動かすための電気回路に問題があることを示唆しており、結果として点火不良やお湯が出ないといった症状に繋がります。
エラー520(52)の原因としては、以下のようなものが考えられます。
| 原因箇所 | 具体的な不具合内容 |
|---|---|
| 電子制御基板の故障 | ・ガス電磁弁やガス比例弁への駆動信号を出力する回路の異常<br>・基板上のリレーやトランジスタなどの電子部品の故障<br>・電源回路の不具合 |
| ガス比例弁/ガス電磁弁の異常 | ・弁を駆動するコイルの異常(断線、ショート)<br>・弁自体の機械的な固着(ただし、回路異常が先か弁異常が先かは詳細な点検が必要) |
| 配線・コネクタの異常 | ・電子制御基板とガス電磁弁/ガス比例弁を繋ぐ配線の接触不良、断線、ショート<br>・コネクタの腐食や緩み |
| 電源系の問題 | ・給湯器への供給電圧が不安定な場合、電子回路が正常に動作しないことがある。 |
エラー710とエラー520(52)は、どちらもガス供給に関わる制御系のトラブルですが、エラー520(52)はより電気的な駆動回路に焦点が当たっている場合があります。しかし、原因の切り分けは専門家でなければ難しいことが多いです。
エラー520(52)の修理費用も、原因箇所によって変動します。電子制御基板の交換が必要な場合は、エラー710と同様に30,000円~60,000円程度が目安となることが多いです。ガス電磁弁やガス比例弁の交換も同程度の費用感になることがあります。
業者によっては出張費や点検費が別途かかる場合もあるため、事前に総額の見積もりを確認することが大切です。
上記以外にも、メーカーや機種によっては以下のようなエラーコードがガス比例弁や電子制御系の不具合を示唆している場合があります。
これらのエラーが表示された場合も、まずは取扱説明書を確認し、自分で対処できない場合は専門業者に相談することが基本です。
ガス比例弁や電子制御系の故障を完全に防ぐことは難しいですが、日頃の心がけや定期的なメンテナンスで、トラブルのリスクを軽減することは可能です。
設置環境の確認と整備:
定期的な専門業者による点検:
異常を感じたら早めに相談:
雷対策:
ガス給湯器のエラーコードは、機器内部の異常や点検時期を知らせる大切なサインです。
下記の一覧表は、主要エラーコードについて、発生原因と詳細な対処・リセット方法を記載しています。 各コードの表示が長期間継続する場合は、速やかな点検を実施し、故障拡大を防ぐ対策が求められます。
| エラーコード | エラー内容 | 対処・リセット方法 |
|---|---|---|
| 12 | 途中失火:給湯中に火が消失 | ガス供給の安定を確認後、電源を一度オフにし再起動を試み、継続する場合は専門点検を。 |
| 32 | 出湯サーミスタ異常:温度検知センサー不良 | 電源リセット後、センサーや配線の状態を確認。改善が見られない場合は点検依頼を。 |
| 88 | 点検時期告知表示:定期点検の必要を示す | 使用年数に基づく法定点検を実施し、点検完了後にリセット操作を行う。 |
| 90 | 燃焼ファンモータ異常:初期電流過大検知 | ファン内部の清掃や異物除去を実施し、電源リセット後の動作を確認。 |
| 101 | 出力ダウン運転:給湯出力低下 | 給排気経路の詰まりや内部汚れの可能性を点検し、再起動を試みる。 |
| 102 | 出力ダウン運転:同上 | 給排気状態を確認し、再起動後の出力低下が改善されるかを観察する。 |
| 110 | 点火不良:点火装置の作動不全 | ガス栓と点火部の点検を行い、電源リセットで正常動作を確認する。 |
| 111 | 給湯点火不良:点火時の異常発生 | ガス供給状況と点火装置の作動状態を確認し、再起動を試みる。 |
| 121 | 給湯途中失火:給湯中の火消失 | ガス圧の不安定が原因の場合があるため、ガス供給状況をチェックし電源再起動を実施。 |
| 122 | 給湯途中失火:同上 | 同様に、ガス供給の状態確認と電源再起動を行い、動作を観察する。 |
| 140 | 過熱防止装置作動:内部温度上昇の検知 | 過熱原因の除去後、電源リセットを実施。通気口の詰まり等がないかも併せて確認する。 |
| 200 | 内部異常:機器内部の総合的な不具合 | 電源を一度切り、内部異常の有無を確認。改善しない場合は専門技術者による詳細点検を。 |
| 632 | 点火不良:点火プロセスに異常が発生 | ガス供給や点火装置の状態を再確認し、電源リセット後の再点火を試みる。 |
| 710 | 点火不良:同上 | 同様に、ガス栓と点火装置のチェックを実施し、リセット操作後の動作を観察する。 |
| 888(88) | 点検時期のお知らせ:使用年数経過の警告 | 定期点検実施後にリセット操作を行い、正常な運転状態への復帰を確認する。 |
| 920 | 中和器寿命警告表示:中和器の耐用年数警告 | 使用継続は可能なものの、早期点検による部品交換を検討し、将来的な故障を未然に防ぐ。 |
上記の一覧表は、各エラーの原因と対処方法を具体的に記載しており、エラー発生時の初動対応から点検・修理依頼までの手順が明確に示されています。
表示が解除されない場合は、速やかに専門技術者による点検を依頼することが安全運転確保に寄与します。
各エラー内容を正確に把握し、適切な対処を行うことで、機器の長期安定運用が実現されます。
給湯器のガス比例弁と電子制御系は、安全かつ快適にお湯を利用するために非常に重要な役割を担っています。これらの部品にトラブルが発生すると、お湯が出ない、温度が安定しないといった不便が生じるだけでなく、専門的な知識なしでの対処は危険を伴うこともあります。
エラーコード「710」や「520(52)」などが表示された場合は、まず取扱説明書を確認し、電源リセットなどの簡単な対処を試みても改善しない場合は、速やかに専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
給湯器の故障は突然訪れることが多いですが、日頃から設置環境に配慮し、定期的な点検を検討することで、トラブルのリスクを低減できます。万が一、修理か交換かで迷った際には、使用年数、費用、今後の安心感などを総合的に考慮して、最適な選択をすることが大切です。
この記事が、給湯器のガス比例弁・電子制御系のトラブルでお困りの方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。安全で快適な給湯ライフを送るためにも、給湯器の異常には早めの対応を心がけましょう。
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| 保証期間 | 工事保証 10年 |
| 定休日 | 年中無休 |
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| 対応エリア(ガス給湯器) | 【関東】東京都 ・ 埼玉県 ・ 千葉県 ・ 神奈川県 【東海】三重県 【関西】大阪府・京都府・滋賀県・奈良県・兵庫県・和歌山県 【中国】広島県 |
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