【給湯器の故障対処法】修理と交換どちらが得?費用と判断方法をプロが解説 - 給湯器パンダ®

【給湯器の故障対処法】修理と交換どちらが得?費用と判断方法をプロが解説

給湯器が突然故障すると、「どこに相談すればいいのか」「修理で済むのか、交換すべきか」と迷われる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、給湯器の故障時に「修理」と「交換」のどちらが本当にお得なのか、費用相場や判断のポイントをプロ目線でわかりやすく解説します。

目次

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監修者:伊藤 洵弥

監修者:伊藤 洵弥

給湯パンダ 給湯器事業部長

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給湯器の故障…修理でOK?交換が必要?確認する方法 

 

確認1. 給湯器の保証期間の有無を確認

まずは給湯器本体の保証期間を確認しましょう。
メーカーの本体保証期間は通常、一般品が1年間・BL認定品が2年間となります。

そのほか、商品購入時に保証期間の延長を行っている場合は、メーカーによる本体保証期間が5年・7年・10年の場合もあります。
給湯器本体のラベルや保証書を確認し、保証期間内であれば迷わずメーカーの無料の修理やメンテナンスを利用しましょう。

保証期間外であれば修理ではなく、給湯器本体の交換を検討する必要があります。
 

確認2. リモコンのエラーコードを確認

 

給湯器のエラーコードは種類によってそれぞれ緊急度が異なります。

「過熱防止装置作動」「温度ヒューズ作動」(エラーコード140/40)や「COセンサー異常」(エラーコード38/130/380)」緊急度が高いエラーコードで、すぐに使用を中断して交換する必要があります。

 

「点検時期」(エラーコード88/888)」給湯器の故障ではなく、設置から10年が経過したことを示すエラーコードであるため、今すぐに交換が必要というわけではありません。

しかし給湯器の寿命である10年が経過しているので、給湯器が故障してしまう前に早めの点検・交換を検討しましょう。

 

給湯器 各エラーコード記事はこちら!

 

 


 

確認3. 給湯器設置の経過年数を確認

給湯器を設置してからの経過年数を修理・交換の判断基準にするのもおすすめです。経過年数ごとの対応は次の通りです。

給湯器の設置から1~2年

給湯器の設置から1年~2年以内のトラブルは迷わずメーカーに連絡しましょう。
メーカー保証期間中であることがほとんどであるため、基本的に無料で修理してもらえます。
 

給湯器の設置から3~5年

給湯器設置から3年~5年以内であれば、修理がおすすめです。

この期間内での故障はさほど重大なものではなく、部品交換で済むケースが多いです。
メーカーの本体延長保証をつけていれば保証期間内の可能性もあるため、保証書を確認しましょう。
 

給湯器の設置から6~7年

設置から6〜7年の給湯器の故障は、故障の内容や修理にかかる金額で判断しましょう。

設置後6~7年が経過した給湯器は経年劣化が進み、修理費用が高くなる傾向にあるため、長い目で見ると交換の方が安く解決する可能性があります。

修理を検討する場合でも修理の見積もりと同時に、後継機種の見積もりを出してもらうことがおすすめです。

 

給湯器の設置から8年以上

設置から8年以上の給湯器が故障した時は、交換をおすすめします。

設置から8年以上たった給湯器は劣化が進んでおり、修理して数年ほど給湯器の寿命を延ばしたとしても、またすぐに故障してしまう可能性が高いです。

またメーカーでも部品の生産が終了している場合も多くあるため、トータルコストを考えると8年以上経過給湯器の故障は修理ではなく、交換をおすすめします。


 

給湯器のよくある故障症状と対処方法

 

 

お湯が出ない・途中で水になるなどの症状の場合

以下のような症状は基本的に経年劣化による給湯器の故障となるので、完全に故障してしまう前に早めの交換をおすすめします。

  • お湯が出ない/途中で水になる
  • お湯の温度が不安定(熱すぎる/ぬるい)
  • 追い焚きができない
     

給湯器本体の電源を抜き差しすれば復旧する場合もありますが、その後も症状が発生する場合は内部基板や熱交換器の故障が疑われるため早めの交換が必要です。

設置年数が短い場合は、給湯器本体の初期不良の可能性もあるため、メーカーによる修理や点検を利用することも検討しましょう。

 

水漏れが発生している場合

水漏れが発生している場合は、まず給湯器のどの部分から水漏れが起きているのかを確認する必要があります。
 

【給湯器の配管部分からの水漏れ】

配管と給湯器の接続部分にあるパッキンを交換することで、症状が改善する可能性もあります。
ただし、DIYでの修理はかえって大きな故障につながる恐れもあるため、修理対応が可能な給湯器業者に依頼することをおすすめします。
 

【給湯器本体からの水漏れ】

銅管や熱交換器が破損している可能性があり、交換が必要となるケースが多く見られます。
放置すると給湯器自体が使用できなくなる恐れもあるため、できるだけ早めの交換をおすすめします。

 

煙が出る・異臭がする場合

給湯器から「煙が出る」「異臭がする」などの症状がある場合は、非常に危険です。
不完全燃焼やガス漏れ、一酸化炭素が発生している可能性があるため、直ちに給湯器の使用を中止し、交換を行う必要があります。

 

給湯器を自分で修理・DIYするのは危険?自分で直すリスクを解説

給湯器の修理は国家資格が必要な作業が多く、無資格での施工は法律違反や重大事故につながる可能性があります。
ここでは、給湯器を自分で修理してはいけない理由を詳しく解説します。
 

 

給湯器を自分で修理することのリスク①無資格な修理による「懲役・罰金」

給湯器は「ガス機器」に該当し、修理や接続作業には資格が必要です。

代表的な資格として、「ガス可とう管接続工事監督者」「液化石油ガス設備士」「第二種電気工事士」があり、無資格でガス配管や電気配線に触れると、ガス事業法・電気工事士法違反となる可能性があります。

場合によっては懲役や罰金が科されることもあるため、「部品交換だけだから大丈夫」と思っても、内部構造に触れる時点で違法になる可能性があります。

 

給湯器を自分で修理することのリスク②作業中の「やけど・感電」

給湯器内部には高温の熱交換器、高圧電源、点火装置などがあり、非常に危険です。特に感電事故は命に関わる重大リスクです。


また、使用直後は内部温度が非常に高く、触れただけで重度のやけどを負う可能性もあります。

安全装置を誤って解除してしまうケースもあり、素人修理は極めて危険です。

 

給湯器を自分で修理することのリスク③施工ミスによる「ガス漏れ・水漏れ」

もっとも怖いのは施工ミスによる二次被害です。

■ ガス漏れ
→ 引火・爆発・一酸化炭素中毒の危険

■ 水漏れ
→ 漏電・基板故障・住宅の腐食

ガス漏れは無臭ではなく、気付いたときには重大事故につながることもあります。一見正常に見えても、数日後に不具合が発生するケースも珍しくありません。

 

給湯器を自分で修理することのリスク④修理後の不具合は「保証が利かない」

メーカー保証や延長保証は、「指定業者による施工」が条件となる場合が多くあります。

自分で給湯器を修理しようとして分解・改造を行った場合、メーカーや施工業者による保証の失効するほか、火災保険が適用されなくなったり、修理受付を断られたりするケースもあります。

結果として、最初から業者に依頼するよりも、かえって高額になるケースが多いのがです実情です。
 

給湯器修理の費用相場と所要時間

 

 

給湯器の修理費用は、修理箇所によって大きく異なります。正確な費用については、給湯器の修理業者に見積もりを依頼し、確認するようにしましょう。
複数社から相見積もりを取ることもおすすめです。

なお、修理費が5万円前後を超える場合は、交換もあわせて検討することをおすすめします。
また、使用年数が10年以上経過している場合は、今後ほかの部品が故障する可能性もあるため、結果的に交換のほうが経済的となるケースも少なくありません。

 

電装系の修理費用相場(リモコン配線・基盤交換など)


出張費:無料~3,000円
施工費:3,000~15,000円
部材費:1,000~30,000円
合計:4,000~48,000円

所要時間:30分~3時間程度


基盤交換は比較的高額になりやすい修理の一つです。
リモコン不具合や電源が入らない症状の場合は電装系トラブルの可能性があります。
 

燃焼系の修理費用相場(点火装置の交換など)


出張費:無料~3,000円
施工費:5,000~10,000円
部材費:5,000~20,000円
合計:10,000~33,000円

所要時間:30分~3時間程度

お湯がぬるい、給湯器の電源が途中で落ちるなどの症状は燃焼系の不具合が原因の場合があります。
 

水制御系の修理費用相場(水量センサー・水量調整装置など)


出張費:無料~3,000円
施工費:5,000~12,000円
部材費:3,000~24,000円
合計:8,000~39,000円

所要時間:1時間~2時間程度

水圧が不安定、温度が安定しない場合は水制御系の可能性があります。
 

安全装置の修理費用相場(過熱防止装置など)


出張費:無料~3,000円
施工費:3,000~30,000円
部材費:2,000~25,000円
合計:5,000~58,000円

所要時間:30分~3時間程度
 

安全装置関連は故障内容によって費用差が大きいのが特徴です。
 

 

給湯器の交換・修理はどこに依頼すればいい?

 

給湯器修理の依頼先は、大きく分けて次の4つがあります。
 

電力・ガス会社

給湯器の修理を「電力・ガス会社」に依頼するメリット

・信頼性と安心感が高い
大手企業であるため、ブランドへの信頼や安心感があり、対応や工事の質も安定しています。

・技術力や専門知識が豊富
ガスや電気に関する知識が豊富なプロフェッショナルが対応するため、安全面や技術面で信頼できます。
 

給湯器の修理を「電力・ガス会社」に依頼するデメリット

・費用が割高になりやすい
実際の修理工事は下請け会社を介して行われることで、すべてを自社だけで行える給湯器専門業者よりも費用は割高になりがちです。

・対応までに時間がかかる可能性がある
電力・ガス会社は給湯器の修理を専門としている業者ではないため、訪問時間や対応スピードなどの融通がきかないことも多くあります。
 

インターネットの給湯器専門業者

給湯器の修理を「給湯器専門業者」に依頼するメリット

・費用が比較的安い傾向がある
給湯器専門業者は実店舗を持たないことが多く、運営コストを抑えているため、修理費用が比較的安価になる傾向があります。

さらに、メーカーから給湯器を一括で大量に仕入れているケースが多いため、本体の交換が必要な場合でも費用を抑えやすいのが特徴です。

・対応が早い
24時間対応、土日祝日の対応などを強みとする業者も多く、今すぐ直してほしいという時にも迅速な解決が可能です。
 

給湯器の修理を「給湯器専門業者」に依頼するデメリット

・業者の質にバラつきがある
本来給湯器の修理や交換には資格が必要となりますが、無資格業者や悪質業者も存在するため、業者選びには注意が必要です。

・メーカーの保証が使用できなくなる可能性がある
メーカーの指定する業者以外で給湯器の修理を行った場合、その後はメーカーの保証が利用できない可能性があります。

 

給湯器メーカー

給湯器の修理を「メーカー」に依頼するメリット

・専門的で確実性のある対応
メーカーの技術者は自社製品に精通しているため、修理の質にばらつきが少なく、安心して依頼できます。
また、メーカー純正の部品を使用するため、長期的にも安心感があります。

・メーカー保証が使用できる
メーカーの本体保証期間内であれば、無償での修理が可能です。
しかし、メーカーの定める保証内容によっては有償対応となる場合もあるので、問い合わせの際に確認が必要です。
 

給湯器の修理を「メーカー」に依頼するデメリット

・修理対応が出来ない場合がある
製造が終了している場合は、部品の供給が停止されるため、修理ではなく交換を進められる場合も多くあります。
 

工務店やリフォーム業者

給湯器の修理を「工務店やリフォーム業者」に依頼するメリット

・その他の工事と一括で依頼できる
住宅全体の知識があるため、給湯器の故障以外にも家全体の修理を一括して依頼することが可能です。

・給湯器を設置した業者に依頼できる
新築時やリフォーム時に給湯器を設置した会社と同じ業者に依頼できます。
長年の付き合いがある場合は、価格交渉等に応じてくれる場合もあります。
また、地元の工務店であれば、スピーディーな対応も期待できます。
 

給湯器の修理を「工務店やリフォーム業者」に依頼するデメリット

・技術力にばらつきがある
工務店やリフォーム会社は給湯器を専門ではないため、技術力にばらつきがある場合があります。

・修理だけの対応は出来ない場合がある
工務店やリフォーム業者は大がかりな工事を専門としているので、修理だけのような小さな工事だと割高な価格設定だったり、少額の相談には応じてもらえない可能性があります。
 

給湯器の修理・交換を依頼する流れ

給湯器の修理や交換の流れは、基本的に以下のとおりです。
ここでは例として、給湯パンに依頼した場合の工事までの流れをご紹介します。
 

給湯パンダでの給湯器の修理・交換の依頼は、次の流れになります。

①電話・WEBからお問い合わせ

まずは電話またはWEBフォームからお問い合わせを行います。
現在の症状(お湯が出ない、水漏れしている、異音がするなど)や、給湯器の型番・設置場所などを伝えると、その後の対応がスムーズです。
 

②見積もり

現地調査(無料)によるお見積もり、またはメール・電話・公式LINEなど、ご都合に合わせた方法でお見積もりいたします。
正確な見積もりを作成するため、給湯器の設置環境がわかる写真のご提出をお願いする場合があります。

お問い合わせ前にご準備いただくと、よりスムーズにご案内が可能です。

 

③工事

見積もり内容にご納得いただけましたら、日程を調整のうえ、工事を実施いたします。
給湯パンダでは、土日祝日の工事にも対応しております。

工事の所要時間は約2~3時間です。なお、工事当日はお立ち会いをお願いしております。

 

④お支払い

工事完了後にお支払いとなります。

給湯パンダでは以下の方法でお支払いをお願いしています。

  • 工事当日のクレジットカード払い
  • 振込用紙での支払い
     

「給湯器の修理・交換」に関するよくある質問(FAQ)

まず「給湯器の保証期間」が残っているかを確認してください。保証期間内であればメーカーの無料修理が受けられます。

設置から1~2年はメーカー保証期間内のため修理(無償)が基本です。3~5年の場合も部品交換で済むケースが多く、修理がおすすめです。6~7年経過している場合は、修理費用が高額になる可能性があるため、交換費用と比較検討することをおすすめします。

修理しても他の部品が故障する可能性が高く、メーカーの部品生産が終了していることも多いため、修理ではなく「交換」をおすすめします。トータルコストで見ても交換の方がお得になる場合が多いです。

故障ではありません。「88」や「888」のエラーコードは「点検時期」のお知らせで、設置から10年が経過したことを示しています。すぐに使用できなくなるわけではありませんが、寿命が近づいているため、早めの点検や交換を検討してください。

これらは緊急度の高いエラーです。「140(過熱防止装置作動)」や「38(COセンサー異常)」などは危険な状態を示すため、すぐに使用を中止し、交換等の対応を行う必要があります

不完全燃焼やガス漏れ、一酸化炭素が発生している可能性があるため、直ちに使用を中止してください。大変危険ですので、速やかに業者へ連絡し、交換を行う必要があります

絶対に自分で行わないでください。給湯器の修理・交換には「ガス可とう管接続工事監督者」などの国家資格が必要であり、無資格での修理は法律違反(懲役・罰金)になる可能性があります。また、ガス漏れや一酸化炭素中毒、感電などの重大な事故につながる恐れがあります

修理箇所によりますが、目安は以下の通りです。[電装系(リモコン・基盤など)]:4,000~48,000円[燃焼系(点火装置など)]:10,000~33,000円[水制御系(水量センサーなど)]:8,000~39,000円[安全装置系:5,000~58,000円] 修理費が5万円を超える場合や、使用年数が10年以上の場合は交換を検討しましょう。

通常、一般品は1年間、BL認定品(ベターリビング認定品)は2年間です。購入時に5年・7年・10年などの延長保証に加入している場合もあるため、まずは保証書を確認することをおすすめします。

一般的に、工事の所要時間は約2~3時間程度です。工事当日は立ち会いが必要となる場合が多いです。

 

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